エゴマ収穫!

気持ちの良い青空の下、エゴマの収穫と脱穀作業を行いました。

種を蒔いたのは7月5日です。これまでは耕耘機で畑を耕してから、種まき機を使って種を蒔いていましたが、今年は耕さず、蒔くところだけすじをつけて、手で種を蒔きました。なぜそうしたか、理由はいくつかあるのですが、一番の理由は「みなでやること」「手でやること」を大事にしたいと思ったからです。耕耘機も種まき機も、とても便利で、仕事も早く、均一にできる良さはあるのですが、一方でこれらは一人でできてしまうのです。インド独立の父ガンジーは、産業の機械化は人の仕事を奪うとして反対したそうですが、本当に僕もそう感じることがあります。

何のためにくるくるねっとで食やエネルギーの自給、循環を目指すのか、原点に立ち返れば、早さ、効率の良さを追求することではない、いやむしろ産業革命以降、早さや効率の良さばかりを追求してきたことで失いかけている大事なものを取り戻すためにやっているんだ・・・、


おっとエゴマの収穫の話題からだいぶん飛びましたね。いや、とにかく今回は手で蒔いたのです。老いも若きも、子どもも初心者も、みな手で蒔いたのです。。。そうしたらびっくりするくらいに<たくさん>種を蒔いてくれたのです。芽が出てきてまたびっくり。もはや間引くことを諦めざるを得ない状況。やっぱり種まき機で蒔いた方が良かったのだろうか、などと今さら遅いわ!みたいなことを悶々と考えつつ、そのまま超密植状態で育てて、今日の日を迎えたのです。


結果は、、、案外普通に育ったのです。一株毎の大きさは例年より小さめだし、枝分かれも少なめ、でも量でカバーしまっせ、という感じ。無事に収穫ができて良かったです。今日は人手にも恵まれて、一気に脱穀までできてしまいました。人の力はやっぱり偉大だ!と感じた一日でした。

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