エゴマプロジェクト

6/18に蒔いたエゴマがずいぶん大きくなり、花が咲き始めました。
 

エゴマはシソ科に属すのですが、まさにシソにそっくりな花と葉です。

 

日本では縄文時代から栽培されていたそうで、江戸時代に菜種油が普及するまでは、油といえばエゴマ油(シソ油)だったそうです。紫蘇は「蘇る」と書きますし、エゴマは別名「じゅうねん」と呼ばれ、エゴマを食べると十年長生きすることに由来するそうで、日本人の健康に不可欠な食材だったようです。菜種油の普及に伴って、栽培が下火になっていましたが、α-リノレン酸の含有量の多さから、近年また脚光を浴びています。

韓国では今でも栽培が盛んで、種子から油を採っての利用の他、葉は肉を包んだり、醤油漬けにしたり、キムチに混ぜたりして利用しているそうです。この日高という土地は、もともと高麗郡という郡が置かれ、朝鮮半島出身の方々が奈良時代に切り開いた土地。今でも高麗神社という神社を中心に半島とのゆかりが強いところです。この土地で、エゴマの栽培を広めていくことは、食とエネルギーの自給ということに加え、歴史的、文化的側面からもおもしろいのではないかと考えています。

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