2011年3月11日の東日本大震災の大きな被害に際し、「少しでも役にたちたい」と思った日高市民や近辺の人たちが集まり、「東北応援隊」が始まりました。被災地への支援を通してつながっている、ゆるやかな市民ネットワークです。
現在、約30名が参加しており、メンバーそれぞれの得意分野やつながりを生かして活動を広げてきました。「東北応援隊」としての活動が被災地支援であると同時に、1人1人が自分の生き方や社会のあり方を見つめ、未来への展望を持つことに繋がればと願っています。
また、いつか来るかもしれない災害時には、自分の命を守り互いに助け合えるような環境づくり、ネットワークづくりをしていきたいと思っています。
支援情報の共有、物資の提供、現地でのボランティア活動と報告、東北の物産品の販売、クラフト制作と販売、勉強会・講演会、現地訪問ツアーなど。
・無農薬や無添加など、製造にこだわりのある調味料、加工品、雑貨など。
・被災された方たちの仕事の機会を増やせるもの。
・販売を通じて、個人のみならずその地域が元気になるようなもの。
・ただ買って終わりではなく、その後の関係を築けるようなネットワーク。
イベントで販売している商品もそうして築いた関係の中で応援させて頂いているものたちです!ぜひたくさんの応援をお願いします!
現在まで販売してきた商品は、震災以前に加工・製品化されたもの、もしくは原材料に不安のある場合には、生産者さんが信頼のできる放射性物質の検査機関で検査を行った物を、結果も合わせて公開しています。
放射性物質への感受性は、人によっても、年齢によっても違います。「絶対に安全」のない時代に突入してしまったこと、同時に、風評被害に苦しむ東北の生産者さんのはかりしれない苦労を知り、私たちが納得のできるところまで情報を集め、お客さんに判断してもらう材料を提供しながら、販売を続けたいと思っています。